進路選択に影響与えるのは? 男子「先生」女子「親族」

ジュニアドクター育成塾愛媛大学が実施した「現代学生たちの進路選択におけるジェンダーバイアス要因」調査によると、15歳~19歳の生徒が「自分に向いている」と考える進路選択に影響を与えたものは、男子が「学校の先生」、女子が「親族(親や親戚)」であることがわかった。

向いているという思いに影響を与えたもの

生徒が「自分に向いている」と答えた学部は、「わからない/答えたくない」の回答を除くと、男子の上位3項目は「工学系」(20.74%)、「理学系」(10.56%)、「体育系」(8.33%)だった。一方、女子の上位3項目は 「医歯薬・医療系」(12.92%)、「文学系」(11.74%)、「芸術系」(10.57%)だった。

その学部に「向いていると思う理由」は、男子では「自分の性格にあっているから」(20.56%)、「深く学びたい学問だから」(18.89%)、「得意な教科がいかせるから」(15.93%)。女子は「深く学びたい学問だから」(24.07%)、「自分の性格にあっているから」(19.96%)、「得意な教科がいかせるから」(18.79%)だった。上位3つの選択肢は男女で共通しているが、男子は性格との一致、女子は学習内容を重視している傾向が示されたと言える。

また、「向いている」というポジティブな思考に影響を与える情報源として、男子の上位3項目は「特になし」 (23.89%)、「学校の先生」(15.74%)、「親族(親や親戚)」(11.85%)であった。女子は「特になし」(26.22%)、「親族(親や親戚)」(18.40%)、「学校の先生」(13.11%)だった。

一方、「向いていない」というネガティブな思考には、男子は「特になし」(54.44%)、「学校の先生」(11.30%)、「無回答」(7.96%)。女子は「特になし」(60.27%)、「学校の先生」(11.35%)、「その他」(7.44%)で、男女ともに「学校の先生」の影響が示される結果となった。

調査は、インターネットアンケートシステム「LINE Research」を利用し、全国の15歳~19歳の男女に 「向いている学部」「その理由」「その情報源」、「向いていない学部」「その理由」「その情報源」についてアンケートを実施。1051人の回答を得た。