「キッズゾーン」新設を閣議決定 幼稚園などの周辺に

政府は6月18日、首相官邸で開かれた交通安全対策に関する関係閣僚会議で、幼稚園・保育所などの周辺に「キッズゾーン」を新設するなど、安全な歩行空間を整備する方針を決定した。

交通安全対策について発言する安部総理(首相官邸HPより)

滋賀県大津市で保育園児2人が死亡した事故など、子供が巻き込まれる交通事故が相次いでいることから、文科、厚労、国交、警察など、関係省庁による作業チームが検討を重ねていた。

具体的には、幼稚園・保育所などと道路管理者、警察といった関係機関の連携により、通学路の緊急安全点検を9月末までに実施。

その上で▽防護柵の設置▽未就学児が集団で移動する場所などを明確に示し、車の通行を規制するキッズゾーンの創設▽園外活動時に地域住民らが子供たちを見守る「キッズガード」のモデル事業実施と制度化の検討――など、安全・安心な歩行空間を整備するための対策を早急に具体化するとしている。

安倍晋三首相は会議で「子供が日常的に集団で移動する経路の安全確保は、一刻の猶予も許されない」とした上で、「時代のニーズに応える交通安全の取り組みに政府一丸となって迅速に取り組んでほしい」と指示した。