1校に1台複合機を追加 教材整備指針改正案で意見公募

新学習指導要領の実施を踏まえ、文科省は6月18日から、学校の教材整備の参考資料となる「教材整備指針」の一部改定案について、パブリックコメントを開始した。改定案では、1校に1台程度、複合機を整備することを新たに加えた。合わせて、「理科教育のための設備の基準に関する細目を定める省令」の一部改正案についてもパブリックコメントを実施する。両者共に、7月17日まで意見を募集する。

教材整備指針の一部改定案によると、小学校では、プログラミング教育の必修化に伴い、新たにキーボード入力練習教材やプログラミング教育用ソフトが追加されたほか、「算数」における「データの活用」に用いる教材として、各種グラフの指導板やデータをグラフで表現できるソフトが加えられた。「外国語活動・外国語」では、音声付き映像教材や音声CDが新規に加えられた。

中学校では「技術・家庭」でロボットなどの計測・制御プログラミング教材や3Dプリンター、「音楽」や「美術」で作曲や画像編集ができるソフト、「外国語」で音声CDなどが加えられた。

また、新たに小学校、中学校、特別支援学校の全てで、印刷やスキャナーなどの機能を備えた複合機を1校に1台程度導入することも盛り込まれた。

理科教育振興法に基づく「理科教育のための設備の基準に関する細目を定める省令」の一部改正案では、小学校「理科」の新学習指導要領で、3年生の内容に「音の性質」が追加されたのに伴い、「音さ」などの音の学習用具を追加したほか、「算数」での領域構成の見直しに伴い、品目を更新した。

教材整備指針の一部改定案はe-Govのホームページで、省令の一部改正案はe-Govのホームページでそれぞれ確認できる。