都立高、スマホ持ち込み容認へ 安全確保やBYODの観点で

東京都教委は6月20日、原則禁止していた都立高校へのスマホの持ち込みを容認すると、定例会で決めた。各学校で校長が持ち込みの可否を判断し、基本方針を定めた上で、生徒主体で使用ルールを見直すよう、近く通知する。

学校へのスマホ持ち込みについて議論した定例会

対象となるのは都立高校のほか、都立の中等教育学校、中学校、特別支援学校。市区町村立の小・中学校などは、各自治体の判断に委ねる。

児童生徒らの登下校時の安全確保や、個人のスマホやタブレット端末を授業で活用するBYODの観点から、持ち込み容認に踏み切った。

携帯電話の持ち込みを巡っては、都教委は2009年1月、小・中・高で原則持ち込み禁止を通知。その一方、18年度から都内の高校を中心に「BYOD研究指定校」を指定したり、今年4月には児童生徒のスマホの使い方を示した「SNS東京ルール」を改訂したりするなど、スマホの持ち込みを緩和する動きが進んでいた。

都教委の18年度の調査によると、都立高校の生徒のスマホ利用率は97.3%に上る。公立小学校では63.9%、公立中学校では77.0%といずれも高い割合を占めている。

定例会では委員から「メディアリテラシー教育をさらに充実させる必要がある」といった指摘が相次いだ。

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