【文科省人事】初中等教育局長に丸山洋司氏

文科省は7月2日、初等中等教育局に大臣官房審議官(初等中等教育局担当)の丸山洋司氏を昇格させる人事異動を発表した。9日に発令する。丸山氏は総合職以外のいわゆるノンキャリアで、文科省で局長級に総合職ではない職員が就任するのは初めて。また、大臣官房長には大臣官房付の柳孝氏が、総合教育政策局長には大臣官房付の浅田和伸氏が就任する。

初等中等教育局長に就任した丸山洋司氏(文科省提供)

丸山氏は1981年に大分県立大分上野丘高校を卒業し、国家公務員採用初級試験に合格。82年に大分医科大学に採用後、88年に文部省に転任した。大臣官房会計課地方財政室長や初等中等教育局特別支援教育課長、高等教育局私学部私学助成課長などを歴任した。初等中等教育局長の永山賀久氏は大臣官房付となる。

柳氏は立命館大学法学部を卒業し、87年に科学技術庁入庁。研究開発局開発企画課長や大臣官房政策課長などを歴任した。大臣官房長の生川浩史氏は研究開発局長に就任する。

浅田氏は東京大学文学部を卒業し、85年に文部省入省。大臣官房審議官(高大接続及び高等教育局担当)や大学入試センター理事などを歴任した。

総合教育政策局長の清水明氏は日本芸術文化振興会に出向し、理事に就任する予定。

この他、国立教育政策研究所所長には、内閣官房内閣審議官(内閣官房副長官補付)の中川健朗氏、スポーツ庁次長には大臣官房総括審議官の瀧本寛氏、文化庁次長にはスポーツ庁次長の今里讓氏を充てる。

国立教育政策研究所所長の常磐豊氏は辞職し、文化庁次長の村田善則氏は研究振興局長に就任する。

閣議後会見で柴山昌彦文科相は「一連の不祥事を受けて3月に取りまとめた『文部科学省創生実行計画』において、採用区分や年次、年齢にとらわれない資質、能力、適正に応じた人事配置の徹底など、人事改革の取り組みを推進している。その一環として今回の人事において、初等中等教育行政の経験が豊富な丸山洋司審議官を初等中等教育局長に登用することにした」と人事の狙いを説明した。


【初等中等教育局長】

丸山洋司(まるやま・ようじ)氏
81年、大分県立大分上野丘高校卒。17年、法政大学大学院卒。81年、国家公務員採用初級試験合格。82年大分医科大学(現大分大学)に採用後、88年文部省(現文科省)転任。初等中等教育局特別支援教育課長、高等教育局私学部私学助成課長を経て、18年10月から大臣官房審議官。57歳。大分県出身。

【総合教育政策局長】

浅田和伸(あさだ・かずのぶ)氏
東大卒。85年文部省(現文科省)。大臣官房審議官、大学入試センター理事を経て、19年1月から大臣官房付。57歳。香川県出身。