九州南部の大雨で922校が臨時休校 物的被害は20校

記録的な豪雨に見舞われた九州南部で7月5日、休校になっていた学校や幼稚園の多くが再開された。文科省が取りまとめた被害情報によると、今回の豪雨では4日午後6時現在で、鹿児島県629校、宮崎県219校、熊本県73校、福岡県1校の合計922校が臨時休校となった。また、鹿児島県20校、宮崎県28校、熊本県13校、長崎県1校の合計62校が短縮授業となった。

土砂崩れや雨漏りなど物的な被害を受けた学校は、鹿児島県8校、沖縄県6校、熊本県2校、福島県、新潟県、大阪府、佐賀県で各1校の合計20校に上った。

6月30日から降り続いた大雨で、臨時休校となった学校や幼稚園の校種別内訳は、鹿児島県、宮崎県、熊本県、福岡県の4県を合わせて、▽幼稚園 47園▽小学校 517校▽中学校 239校▽義務教育学校 2校▽高校 68校▽特別支援学校 30校▽大学 3校▽短大 1校――など。短縮授業となったのは、▽幼稚園 2園▽小学校 12校▽中学校 9校▽高校 32校▽特別支援学校 3校▽大学 1校――などだった。

また、避難所となった学校は、鹿児島県232校、愛媛県34校、宮崎県28校、佐賀県、沖縄県で各1校の合計296校だった。

文科省では6月27日に「災害情報連絡室」を設置。近畿地方、四国地方、九州南部・奄美地方、沖縄地方の各教委に対し、児童生徒の安全確保や学校施設の被害状況の把握などを要請。7月1日と2日には被害を受けた各県の教委に対し、被災した学校施設の早期復旧を要請するとともに、国の現地調査を待たずに事前着工する際の手続きを通知した。