虐待防止に向け、国・私立学校と警視庁が協定 全国初

東京都小金井市内にある国立・私立の小中学校と警視庁小金井署は7月8日、児童虐待の未然防止と早期発見のため連携して対応することを決め、協定を締結した。同署は「警察と国立や私立の学校が協定を結ぶのは、警視庁が把握している限り全国でも例がなく、初の連携となる」としている。

協定を結んだのは、東京学芸大学附属小金井小学校など4校。児童虐待の疑いがあると学校が認知し、安全を確保する必要があると判断した際には、警視庁に対し速やかに情報提供する。

警視庁はこれまで、区市町村立の小中学校とは都教委を通じて連携してきたが、国立や私立の小中学校との連携は前例がなく、今回の協定が初となる。

小金井署によれば、2018年に同署が虐待の疑いがあるとして児童相談所に通告した子供は61人だったのに対し、19年は6月までの半年間で47人に上った。

増加傾向にあることに危機感を抱いているという同署は「より多くの学校と関係を強化することで、迅速な対応や早期発見を図っていきたい」としている。