小学校体育の事例集を作成 大阪府、若手の不安解消狙い

若手教員の体育の指導に対する不安や悩みを解消しようと、大阪府教委は7月19日までに、発達段階に応じた小学校体育の活動例をまとめた「体育の授業がかわる!簡単プログラム―体力向上実践事例集活用プログラム―」を作成した。器械運動や陸上、水泳、球技などの領域別に、発達段階に適したさまざまな技や活動をイラスト付きで解説している。

体力向上実践事例集活用プログラム

小学校の体育で行う代表的な活動として、マットや鉄棒、跳び箱などの器械運動系、短距離走やハードル走、走り幅跳びなどの陸上運動系、水泳、球技、ダンス表現などを取り上げ、低学年、中学年、高学年に適した運動遊びや基本的な技を一覧表にまとめた。それぞれの運動遊びや技は、イラストでやり方や指導上のポイント、発展的な内容などを解説している。

府教委では7~8月にかけて、同プログラムを活用した研修会を実施し、学校現場での普及を図る。同プログラムは府教委ホームページで確認できる。

大阪府では、体育専科の教師が配置されている小学校は少なく、学年や発達段階に応じた指導の連続性と継続性の確保に課題があった。また、若手を中心に「どう指導すればいいか分からない」「けがが怖い」「児童に的確なアドバイスができない」など、体育の授業に不安や悩みを抱えている教員が増加していることもあり、同プログラムを作成した。