国際生物五輪で全員メダル獲得 代表の高校生が成果報告

ハンガリーで開催された第30回国際生物学オリンピックに参加した日本代表の高校生が7月22日、文科省を訪問し、永岡桂子副大臣に大会の成果を報告した。日本代表の高校生は4人全員がメダルを獲得するなど、優秀な成績を収めた。

永岡副大臣に成果を報告する日本代表の高校生ら

日本代表は、小野俊祐さん(鳥取県立鳥取西高校3年)と椋木(むくのき)優斗さん(灘高校3年)が銀メダルに、長谷川修造さん(同校2年)と星野敬太さん(栄光学園高校2年)が銅メダルにそれぞれ輝いた。

日本代表の高校生を出迎えた永岡副大臣は「国内予選を勝ち抜いて、メダルも獲得し、本当にすごい。みなさんは全員、研究職を志望しているそうだが、文科省としても基礎研究や若手の研究者を支援していきたい。みなさんに期待している」と語り掛け、生徒の努力をねぎらった。

表敬訪問の後、記者団に対して小野さんは「小学6年生のころに熱帯魚を飼い始め、うまく飼う方法を考えるうちに生物学に関心を持った。生物学は覚えることも多いが、覚えた知識を結び付けて考えることに楽しさがある」と話した。

椋木さんは「生物は次々に新しい研究成果が生まれているが、高校生でもそうした最新の知見を触れ、深めていけるところが魅力だ」と語った。

第30回国際生物学オリンピックは72カ国・地域から285人の高校生が参加し、7月14~20日にハンガリーのセゲドで行われた。参加者は実験問題と理論問題に取り組み、その成績を競った。