理科好き増やす 埼玉県戸田市でサイエンスフェス

埼玉県戸田市教委は7月20日、産官学民が連携して実施するイベント「戸田市サイエンスフェスティバル2019子ども大学とだ」を、同市立芦原小学校で開催した。「科学の不思議体験」を通じて子供に理科の楽しさを感じさせ、理科好きを育てる狙い。千人を超える子供が参加した。

産官学民が連携して実施したイベント(同市の戸ヶ﨑勤教育長提供)

大学や民間企業の専門家が、30~45分ほどの実験や観察教室を実施。全部で15ブースあり、子供らは電磁石を利用して金属パイプをレール上で転がしたり、自らプログラミングしてロボットを動かしたりするなど、さまざまな体験を通じて科学の面白さを味わった。

「産」ではガス会社やICT関連企業などが参加し、出前教室を展開。

「学」では埼玉大学の近藤一史教授や日本薬科大学の和田重雄教授らが支援し、「炎に色をつけよう―カラーキャンドル作成―」などの実験を実施した。

参加者らと戸ヶ﨑勤教育長(戸ヶ﨑教育長提供)

「民」として参加した「Code for TODA」はプログラミング言語を用い、自分で描いた絵を一つの画面の中で動かして見るワークショップを開催。「グリーンガーディアンズ」は、環境教育の一環として、普段は存在を意識しない小さな生物への関心を高めようと、微生物などを顕微鏡で観察する体験を行った。

同市の戸ヶ﨑勤教育長は「多くの知見と実践を有する方々にブースの提供をしていただき、熱気とワクワクに溢(あふ)れる盛況ぶりとなった。小中学校の教員もボランティアとして参加してくれた。多くの支えがあってこそ、子供の『科学する心』に火をともすことができる」と語った。