国土地理院、ウェブ地図を試験公開 「授業で活用を」

国土地理院は7月29日、自分で地図をデザインできるウェブ地図「地理院地図Vector(ベクトル・仮称)」を試験公開した。同院では「授業や夏休みの自由研究、防災分野での活用が期待される」としている。

サイト表示画面と主な機能(国土地理院提供)

最大の特長は、目的に応じて標準地図データを基に白地図に作り替えたり、地名を重ねた写真のみの地図にデザインし直したりすることが、1クリックで簡単にできるようになったこと。

これまでも同院はウェブ地図「地理院地図」を提供してきたが、画像データのため変更はできなかった。ベクトルは、利用者の目的に応じて、さまざまなスタイルの地図を簡単に作ることができる。

担当者は「学校の授業や夏休みの自由研究、防災分野での活用など、地理空間情報を用いた活動の幅が広がる」としている。

小学校の授業や防災での活用例(国土地理院提供)

現在試験公開されているのは、20万分1地勢図「宇都宮」「水戸」「甲府」「東京」「千葉」の範囲で、縮尺によってはその周辺も表示できる。今後、順次範囲を拡大する予定だという。

同院は「試験公開のため、地図データには最新の状況が反映されていない場合がある」と注意喚起した上で、「利用者の声を踏まえて機能などの改善を図っていく」としている。

詳細は公式ホームページから見られる。