9割の家庭で災害時対応を話し合い 家庭の防災調査

「9月1日『防災の日』に向けた家庭の防災に関する実態調査」の結果を、学習塾の栄光ゼミナールが8月16日に発表した。地震や台風など災害時の対応について、子供と話し合ったことがあると回答したのは小学生の保護者で89.9%、中高生の保護者で90.9%に上った。

話し合ったことがあると回答した保護者にそのきっかけを尋ねたところ、「災害の報道があったとき」が最も多く、小学生で64.5%、中高生で68.0%。

また「学校や地域で防災訓練があったとき」(小学生 51.2%、中高生39.8%)、「進学などで子供の環境が変わったとき」(小学生14.7%、中高生31.8%)――などの回答もあった。

災害が起こったとき家族間の連絡方法や連絡先を決めていると回答した保護者は、小学生で45.0%、中高生で43.6%だった。

連絡方法を決めていると回答した保護者に手段を尋ねたところ、「子供の携帯電話に掛ける」(小学生75.2%、中高生71.7%)が最も多かった。

また、LINEなどのチャットアプリを利用すると回答した中高生の保護者は、昨年の調査結果より10.8 ポイント増の 59.5%に上った。小学生の保護者でも、昨年より8.7ポイント増の29.7%がチャットアプリを利用すると回答した。

さらに防災について不安に思うことや対策について質問したところ、「子供の学校が携帯電話を禁止しているため、連絡手段に悩んでいる」「災害発生時にパニックになるのを防ぐため、子供が持ち歩くランドセルやかばんに緊急時にどう行動すべきか書いた紙を入れている」といった意見があった。

同調査は小・中・高校生の保護者812人からの回答を集計した。