ファイアトーチでやけど 名古屋市が中止含め見直しへ

生徒のやけど事故を受け、名古屋市教委は8月21日までに、市立学校の野外活動の一環で実施される、火の付いた棒を使ったパフォーマンス「ファイアトーチ」について、中止を含め見直す方針を決めた。

7月26日に市立守山東中学校2年の男子生徒が、ファイアトーチの練習中に右腕にやけどを負った。これを受け同市教委は、8月13日に市立の小、中、高校に、今年度のファイアトーチの実施を見送るよう通知で要請。事故の発生原因や安全対策状況を調査した上で、なるべく早期に結論を出す考え。

同市教委によると、市立小中学校では、約30年前から野外教育の出し物の一つとしてファイアトーチが採り入れられるようになり、昨年は市立中学校110校中109校で火を使って実施していた。小学校では火を使わず、電飾による方法が採られていた。

河村たかし市長は8月19日の定例会見で、「子供にとっていい思い出になるのであれば、全面禁止にするのではなく、火を使わないなど工夫をしながらやっていくのがいいと思う」と述べた。