学校の水泳指導の委託事業 コナミスポーツが全国展開へ

全国でスポーツ施設を運営するコナミスポーツは8月22日、学校の水泳指導授業の委託事業に本格的に乗り出すと発表した。屋内プールを貸し出すほか、専門知識を持ったインストラクターが指導に当たる。同社では、学校のプール施設の維持を巡る負担軽減や教員の働き方改革につなげるとともに、安全で高いレベルの水泳指導を提供できるとアピールしている。

同事業は屋内プールのある全国182施設で展開し、児童生徒数や実施回数、内容など、学校のニーズに応じたプランを同社が提案。教員の業務負担軽減や学校のプール維持管理コストの削減につなげる。天候や水温の影響を受けない屋内プールであることから、プール指導を安定的に実施できるなどのメリットもある。

ニーズに応じて、プールの貸し出しだけでなく、高い技術を持ったインストラクターが指導に当たることも可能。同社では学習指導要領に応じた水遊びや水泳運動も含む、21段階の進級制度を用いたプログラムを提供する。

また、けがや事故防止を徹底し、心肺蘇生法の資格を持った監視員を常時2人配置し、全施設にAEDを設置するなど、安全性も確保する。

同社はこれまでも、愛知県蒲郡市の中学校などで水泳の授業を委託されて行ってきている。

学校のプール指導を巡っては、施設の老朽化などの問題から一部の自治体で外部の民間スポーツ団体や市民プールで実施する事例が広まっている。7月4日に本紙電子版で実施した「Edubate」の読者投票でも、54%の読者が学校のプールを全廃し、外部のプールを使うべきだと答えていた。

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