高校生の海外留学4万7000人 過去最高を記録

文科省が8月27日に発表した「高等学校等における国際交流等の状況について」の2017年度調査結果によると、長期、短期に関わらず海外留学をした高校生は約4万7000人に上り、前回調査した15年度と比べ約1万1000人増加し、過去最高を記録した。

同調査によると、外国へ研修旅行(3カ月未満)に行った高校生は前回調査比1万1148人増の4万2793人。行き先で多かった国は順に▽オーストラリア▽米国▽カナダ▽英国▽ニュージーランド――だった。

海外留学(3カ月以上)した高校生は、前回調査比121人減の4076人。行き先で多かった国は順に▽米国▽カナダ▽ニュージーランド▽オーストラリア――だった。

また修学旅行で外国へ出向いた高校生は、前回調査比1万4981人増の17万9910人。行き先で多かった国は順に▽台湾▽米国▽シンガポール▽オーストラリア▽マレーシア――だった。

一方、研修旅行(3カ月未満)で訪日した海外の高校生は、前回調査比738人減の3448人にとどまった。出身国は多い順に▽オーストラリア▽米国▽韓国▽台湾▽中国――だった。

留学(3カ月以上)で訪日した高校生は、前回調査比474人増の2621人。出身国は多い順に▽中国▽タイ▽米国▽韓国▽ドイツ――だった。

学校訪問など教育旅行で訪日した高校生は、前回調査比6730人増の3万9531人。出身国は多い順に▽台湾▽韓国▽中国▽米国▽オーストラリア――だった。

同調査は全国の高校や特別支援学校の高等部を対象に、86年度から隔年で実施しており、今回16回目となる。

政府は「第3期教育振興基本計画」で、23年度までに高校生の海外留学生を6万人にまで引き上げることを掲げている。