ジビエ使った商品開発 探究学習で生徒が挑戦

工学院大学附属中学・高校(平方邦行校長、生徒1108人)で8月27日、鳥取大山特産のジビエを使った商品開発で地域をPRする探究学習が、ほうきのジビエ推進協議会や大山ジビエ振興会(いずれも鳥取県西伯郡)などの協力を得て行われた。

オリジナルの商品開発に知恵を出し合う

生徒はこれまで約2カ月間、商品開発に必要なマーケティング調査や企画立案の手法を事前学習として学んだほか、実際に鳥取大山の現地に入り、大山登山や観光客へのインタビュー、レストラン、カフェの見学などをしてきた。

ジビエ食肉加工場では、わなやイノシシの解体現場を自身の目で見て、食のありがたさを体験。加工場の職員からは「どうしたらジビエにより強く魅力を感じてもらえるか、考えてほしい」と期待を寄せられた。

グループごとの案を基にジビエ料理作りに取り組む

27日は「商品開発」「プロモーション」の2チームに分かれ、グループごとに施策を立案。商品開発チームでは、「20代後半から30代前半の女性に食べてもらいたい」と、抹茶を使用して大山の自然を連想させるグリーンカレーを考案したグループや、SNSでの調査を踏まえ、大山に降り積もる雪をチーズで表現した「映えるおしゃれなキーマカレー」を考案したグループなどがあった。

プロモーションチームでは、大山の歴史的背景を意識し、イノシシを害獣ではなく大山の神話に登場する生き物と捉え、神から贈られた食物だとするコンセプトを基本として立案に取り組んだ。

今後、各チームの施策に基づいて作ったジビエ料理の試食会や最終報告会を実施する。