ALTきっかけにカナダの市と協定 中学生が帰国報告会

群馬県藤岡市が今月、カナダのリジャイナ市と締結したフレンドシップ協定に基づき、同国に滞在したホームステイ派遣団がこのほど、市役所で帰国報告会を実施した。

リジャイナ市は、カナダ西部にある広大な平原地帯の中央に位置する、サスカチワン州の州都。人口約23万人で、カナダ王室北西騎馬警官隊の発祥の地だという。

藤岡市教委によれば、協定のきっかけとなったのは同市立中学校に勤務していたリジャイナ市出身の外国語指導助手(ALT)。帰国したALTを生徒がリジャイナ市まで訪問したことから、中学生のホームステイ派遣が1991年に始まり、96年にはリジャイナ市からの中学生受け入れもスタートした。

協定は文化・教育面での交流が狙いで、今月3日に締結された。

リジャイナ市に派遣された中学生は25人で、帰国報告会で生徒らは「最初はコミュニケーションが難しかったが、ホストファミリーが支えてくれたことで有意義な時間を過ごせた」と報告。

団長を務めた同市立北中学校の黒澤久謹校長は「リジャイナでの多くの人との直接的な関わりは、ホームステイでしか味わえないことであり、生徒全員の大きな成長につながった。この大きな経験を今後に生かしていきたい」と述べた。