アスベスト飛散の恐れがある学校施設 文科省が調査

文科省は8月30日、「学校施設等における石綿含有保温材等の使用状況調査」の結果を発表した。学校施設や図書館、公民館など210施設の教室や通路で、劣化し露出した保温材や断熱材をいまだに使用しており、一部にアスベストなど粉じんの飛散の恐れがあることが分かった。

劣化した保温材を措置せず使用していたのは▽公立小学校 16校▽公立中学校 10校▽公立高校 10校▽公立特別支援学校 3校▽私立幼稚園 3校▽私立高校 12校――など。

対象施設の99.4%が調査完了となり、未完了施設は797施設となった。

劣化した断熱材を使用した煙突があり、措置がなされておらずアスベストなど粉じんが飛散する恐れのある施設は212施設あった。

内訳は▽公立小学校 52校▽公立中学校 18校▽公立高校 19校▽公立特別支援学校 7校▽私立幼稚園 2校▽私立高校 9校――など。

対象施設の99.1%が調査完了となり、未完了は1121施設となった。

同調査は2014年の石綿障害予防規則の改正に伴い、全学校施設機関12万3766機関を対象に同年、初回調査を実施。対策が未完了だった施設を対象に、引き続きフォローアップ調査を行っている。フォローアップ調査は16年度に続き今回が2回目で、18年10月1日時点の状況をまとめた。