都のP-TECH検討委が初会合 目指す理念を協議

IT企業が開発した高度な情報技術を学ぶカリキュラムを学校で展開する「P-TECH」に取り組む東京都教委は8月29日、P-TECHによるIT人材の育成方針を定める検討委員会の初会合を開いた。

IT人材育成に向けた議論を始めた都教委の検討委

今年度からP-TECHを実施している都立町田工業高校、日本工学院八王子専門学校、カリキュラム開発を担う日本IBMの関係者が出席し、P-TECHモデルが目指す理念を協議。

「P-TECHでは、資格の取得だけでなく、生徒の自己効力感の向上など目に見えない評価指標も入っている。こうした成果を理念にも取り入れていきたい」「メンタリングで出会った社員は、生徒にとって憧れの存在だ。生徒の学習意欲の向上も重視したい」などの意見が出た。

検討委では今年度中をめどに、報告書を取りまとめる。

都教委は今年4月、世界16カ国・地域でのP-TECHのノウハウを持つ日本IBM、日本工学院八王子専門学校を運営する片柳学園と、IT人材の育成に向けた包括連携協定を締結。総合情報科を設置している都立町田工業高校で、日本初のP-TECHモデルに基づくカリキュラム開発に取り組んでいる。

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