「校則は生徒参加で絶えず見直す必要」 柴山文科相

下着の色を白に指定するなど、いわゆる「ブラック校則」の問題で、柴山昌彦文科相は9月3日の閣議後会見で、学校の校則について、児童生徒や保護者が参加して絶えず見直しをしていく必要があるとの見解を示した。文科省では今後、教育委員会向けの説明会などを利用して校則の本来の趣旨について周知し、改善を促していく方針。

学校の校則についての見解を述べる柴山文科相

ブラック校則を巡っては、8月23日に評論家の荻上チキ氏らによる「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」が約6万筆の署名と校則の見直しを求めた要望書を文科省に提出。同省に対し、校則の実態調査の実施や校則の改善を促す通知を教育委員会などに出すよう求めていた。

柴山文科相は「プロジェクトの要望書は承知している。一般的に校則は各学校の教育目標を達成するために、必要かつ合理的な範囲内で定めるものであり、校則に基づいて具体的にどのような指導を行うかについても、各学校で適切に判断されるべきだと考えている」とした上で、「(校則の)内容については、学校を取り巻く社会環境や児童生徒の状況の変化に応じて、絶えず積極的に見直す必要があると考えている。校則の見直しは最終的には校長の権限で適切に判断されるべき事柄だが、見直しの際には児童生徒が話し合う機会を設けたり、保護者からの意見を聴取したりするなど、児童生徒や保護者が何らかの形で参加した上で決定することが望ましい」と述べた。

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