【共通テスト】英検は9月18日予約開始 民間試験WG

共通テストの英語民間試験の関係者で構成する文科省の「大学入試英語4技能評価ワーキンググループ」は9月3日、第6回会合を開き、各試験実施団体から最新の状況が報告された。英検は「大学入試英語成績提供システム」に対応した「英検2020 1 day S-CBT」の第1回検定の予約申し込みを9月18日から始めると表明。各試験実施団体では高校現場の不安解消に向けた準備を急いでいる。

文科省や各試験実施団体が最新の状況を報告したWG

同WGは20年度から始まる共通テストの英語民間試験の円滑な実施に向けて、大学や高校の関係団体、試験実施団体による意見交換を行う場として、18年12月に設置された。これまで非公開としていたが、この日の会合では報道関係者向けに一部公開された。

会合で各試験実施団体から示された資料によると、ケンブリッジ英語検定は各試験の開催日程と試験会場が設けられる予定の都道府県を公表。具体的な会場名や所在地、申込期間などは11月下旬の公表を予定している。一部試験で、大学への成績送付時期を調整中とした。

英検は「英検2020 1 day S-CBT」について、20年4~7月に実施する第1回検定の予約申し込みを9月18日午後4時半から開始する。予約申し込みの締め切りは10月7日午後5時まで。本申し込みは20年2月9日以降に、予約申込数に応じて全国を10エリアに分割して順次受け付ける。本申し込みの締め切りは2月25日午後5時まで。

8~11月に実施される第2回検定の予約申し込みは1月15日午後4時半から開始し、締め切りは同月27日午後5時まで。本申し込みは6月20日以降順次受け付け、締め切りは7月6日午後5時まで。

また、第2回検定では、19年度の高校3年生(既卒生)を対象とした予約申し込みを3月25日午後4時30分から開始し、4月6日午後5時まで受け付ける。障害のある受験生を対象とした「英検2020 2 days S-Interview」も同じ日程で申し込みを行う。

ブリティッシュ・カウンシルが実施する「IELTS 『アカデミック・モジュール』」は、20年4月4日~10月31日にかけて、21日程を全国16都道府県の公開会場で実施する。東京23区内と大阪市の会場ではほぼ全ての日程で実施するほか、名古屋市と福岡市は全日程のうち、月1~2回程度実施。その他の会場では、全日程中1~4回程度の実施を予定している。申し込みを試験日の3カ月前から開始するのに合わせ、年明け以降、順次試験会場を公表する。

IDP: IELTS Australiaが実施する「IELTS 『アカデミック・モジュール』」は、20年4月4日~11月7日まで、22回の試験を全国23都道府県で実施する。このうち、東京23区内と大阪市の会場は全日程で実施し、福岡県(福岡市または北九州市)は月1回程度を予定している。山口と九州・沖縄各県の試験会場は北九州予備校のキャンパスを利用する。その他の会場は順次公表する。

なお、両団体が実施する「IELTS 『アカデミック・モジュール』」には再採点制度があり、同制度を利用すると大学への成績提供時期が変更となる日程がある。

Educational Testing Serviceが実施する「TOEFL iBTテスト」は、11月ごろにテスト実施スケジュールを公表する予定で、月に2~5回の試験を主に土日に実施する。試験実施会場は北海道、東北、関東、北陸、中部、関西、中国、四国、九州、沖縄の10地域で実施予定。会場の詳細は各テスト日程の約6カ月前に個人アカウントページ(My TOEFL Home)で公表される。

ベネッセコーポレーションが実施する「GTEC」は、20年6月14日、7月19日、10月4日、11月1日の各日程で、全ての都道府県に試験会場を設けて実施する。各都道府県内に設置される試験会場数はセンター試験の会場設置状況や交通アクセスなどを踏まえて検討する。秋ごろをめどに実施内容の詳細を公表する予定。

英語民間試験の最新状況は、文科省のポータルサイトで確認できる。


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