進路の悩みなど開始以降、最多に 01年生まれ追跡調査

2001年生まれの子供を追跡調査する「21世紀出生児縦断調査」の第17回結果を、文科省が9月4日までに発表した。調査時点での子供の年齢は17歳で、高校2年生など。進路に関する悩みや不安を抱える生徒は調査開始以降、最多となり、男子37.4%、女子53.0%に上った。

学校生活についての設問で「とてもそう思う」または「まあそう思う」と回答した割合は、▽クラスの友人関係はうまくいっている 90.3%(前年調査比1.4ポイント減)▽教師との関係はうまくいっている 85.8%(同1.3ポイント減)▽ためになると思える授業がたくさんある 68.0%(同8.9ポイント減)▽楽しいと思える授業がたくさんある 56.4%(同9.9ポイント減)▽学校の勉強は将来役に立つと思う 71.0%(同5.3ポイント減)▽授業の内容をよく理解できている 66.5%(同4.4ポイント減)。

いずれの項目も前年の結果と比べ、横ばいまたは減少傾向にあった。

学校外での休日の勉強時間を尋ねたところ、最多は「しない」で29.9%だった。

将来就きたい職業が決まっているとの回答も男子45.7%、女子56.7%で、最高値を記録した。

希望する職種で最も多かったのは男女共に、教師や医師、弁護士、技術者など専門職・技術職で、男子49.2%、女子65.9%だった。また、52.8%の男子と54.5%の女子が大学卒業後に働くことを考えていると回答した。

同調査は01年に生まれた子供の実態や経年変化を観察する目的で、2万4886人の子供とその保護者を対象に、同年より毎年実施。

調査時点の対象者の属性は▽高校 87.0%▽高専 1.1%▽特別支援学校 1.2%▽就職 0.4%――などだった。