9月4日を教師の日に 学制発布にちなみ、自民党が決議

日本にも「教師の日」の創設を――。自民党の文部科学部会は9月4日、学制発布にちなみ、同日を「教師の日」とすることを含む施策提案を決議した。

決議を白須賀貴樹・文科大臣政務官(左から2人目)に手渡す自民党議員ら

教師の日を定めることで、子供や保護者、地域住民に教職への理解を深めてもらうのが狙い。海外では米、中、韓などが独自に教師の日を定めているほか、ユネスコが10月5日を「世界教師の日」としている。

日本では、近代学校制度を全国的に整備した学制発布から、2022年で150周年を迎える。これをにらみ自民党は、日本独自の教師の日を文科省が定め、国民にアピールすることを提案。併せて法令用語は「教員」ではなく、「教師」への統一を検討するよう求めた。

また決議では、学校の働き方改革や人材確保を進めるため、教職の魅力ややりがいを積極的に情報発信することをはじめ、教員採用・教員免許制度改革による社会人など多彩な人材の確保、ICT導入による校務の情報化、1年単位の変形労働時間制を実施するための早急な法改正などを盛り込んだ。さらに、教員として採用された人は大学の奨学金返済を免除する仕組みの検討も明記した。

同部会長の赤池誠章参院議員は「日本にとって教師の日にふさわしいのは、学制が発布された9月4日だ。単に教師への感謝を表すための日ではなく、明治時代に学校を作った先人たちの努力や、学ぶ意義について振り返る日としたい」と話した。

決議は書面で、自民党議員らから白須賀貴樹・文科大臣政務官に手渡された。