世界でネットいじめ深刻化 36%の若者が経験あり

ユニセフは9月4日、世界の若者の36%がネットいじめを経験し、19%の若者がネットいじめの影響で学校を休んだことがあるとの調査結果を公表した。

同調査は世界30カ国の若者およそ17万人を対象に実施。

ネットいじめに使用されるツールで多いのは、フェイスブックやインスタグラム、スナップチャット、ツイッターなどで、日本の若者の間でも使用されているものが目立った。

ネットいじめを止める責任の所在については、「政府」との回答が32%で最多。次いで31%が「若者自身」、29%が「インターネット企業」と回答した。

サハラ砂漠以南のアフリカでも、若者の34%がネットいじめに遭ったことがあると回答しており、ネットいじめが高所得国特有の問題とは限らないことが明らかになった。

ユニセフはこれらの結果を受け、特にネットいじめの被害に遭いやすい子供を想定して、教員や親を対象に研修を実施することなどが必要だと指摘。

ヘンリエッタ・フォア事務局長は「『ネット上のクラスルーム』ができてしまったために、生徒が教室を出ても学校は終わらない。残念なことに、学校の中でのいじめもなくなっていない」とコメントした。

同調査はブラジルやマレーシア、ベトナムなどの13~24歳を対象に、ユニセフのメッセージアプリ「ユー・レポート」経由で回答を集めた。