安全な運動会に向け注意喚起 教材カードをWEB公開

日本スポーツ振興センターは9月2日、安全な運動会や体育祭の実施に向けて、児童生徒向けと教員向けの教材カードをWEBサイトで公開した。それぞれ運動会中のけがの発生状況や具体的な事例、教員が留意するべき危機管理10カ条などを掲載し、注意喚起している。

教員向けでは、児童のけがの発生状況を解説。▽運動会の昼休み中、小学3年生の男子児童が鬼ごっこをしていたところ、友達の足にぶつかって転び、グラウンド端の側溝に顔面をぶつけ、左目外側を負傷した▽予行練習の団技「竹取物語」で、竹の引っ張り合い中に相手チームの児童が手を離し、まだ竹の端を引っ張っていた小学6年生の女子児童の口に竹が当たり、歯牙障害を負った――などの事例を紹介している。

さらに教員が気をつけるべきことをまとめた危機管理10カ条では▽「危ない」と思ったら、その場で危険を取り除くなど、何らかの手を打つ▽「たぶん大丈夫だろう」という意識は捨てる▽AEDやエピペンの使い方を熟知しておく▽実地踏査や予備実験は、チェックリストを基に必ず実施する――などを挙げている。

生徒向けでは、けがの防ぎ方に加え、練習中や準備中のけが、熱中症などにも気をつけるよう呼び掛けている。