「改革前に進めた」と柴山文科相 内閣改造前に振り返り

柴山昌彦文科相は9月10日の閣議後会見で、明日11日に行われる予定の内閣改造を前に、昨年10月に文科相に就任してから約11カ月にわたった任期について、「さまざまな改革を前に進めてきたと自負している」と振り返った。文教政策の成果としては「新時代の学びを支える先端技術のフル活用に向けて~柴山・学びの革新プラン~」や、大学修学支援法の成立を挙げた。

内閣改造を前に任期を振り返る柴山文科相

柴山文科相はまず「就任時は文部科学行政の諸課題が山積していたほか、文科省の信頼回復が急務となっている状況だった」と就任当初を振り返り、同省の若手職員が中心となったタスクフォースで取りまとめた省改革案を反映させた「文部科学省創生実行計画」を取りまとめたことに言及。

また、政策課題への取り組みの成果として、遠隔教育の推進やSociety5.0を見据えたICT環境整備の加速、個別最適化された学びの実現などをうたった「新時代の学びを支える先端技術のフル活用に向けて~柴山・学びの革新プラン~」や、高等教育機関の教育・研究力向上への支援と合わせ評価を徹底することによって改革を推進する「高等教育・研究改革イニシアティブ(柴山イニシアティブ)」の策定、低所得世帯への高等教育の無償化を定めた大学修学支援法の成立などを挙げた。

柴山文科相は「非常にタイトなスケジュールの中で、これらの政策課題解決の陣頭指揮をとり、改革を前に進めてきたと自負している。さまざまな思い出が走馬灯のように脳裏を駆け巡っている。ぜひ文科省にはこれらを継承し、さらに前に進めてもらいたいと考えている」と述べた。