【共通テスト】英語民間試験 萩生田文科相「不安取り除く」

萩生田光一文科相は9月11日夜の大臣就任会見で、大学入学共通テストでの英語民間試験の活用について、高校現場や受験生から延期を求める声が上がっているのを受け、「受験生や高校現場の不安を早急に精査して取り除く」と表明した。

英語民間試験の不安解消に取り組むと表明した萩生田文科相

新文科相は「今日の段階でまだ不明瞭な点があり、不安に思っている受験者や校長がいることは承知している。まずは何が不安なのか、不安を解消する手だてとして、どんなものがあるのかを早急に精査し、できるだけ受験生や高校現場の不安を取り除くことができるよう、全力を尽くして対応していきたい」と述べた。

一方、来年4月に迫った実施スケジュールについては、「(現時点で活用を)やめることによる混乱も生じると思う」として、堅持する考えを示した。

共通テストの英語民間試験活用を巡っては、9月10日に全国高等学校長協会(全高長)が、高校現場の不安が解消されるまでの実施延期と制度見直しを求める要望書を、同省に提出。地域格差の解決や公正・公平性の確保などの問題に、早期に対応するよう求めている。