「男の子らしく、女の子らしく育てるべきだ」 4割反対

国立社会保障・人口問題研究所はこのほど、「第6回全国家庭動向調査」の結果を公表した。「男の子らしく、女の子らしく育てるべきだ」という考えに反対の既婚女性が43.6%と、過去最高値を記録。前回調査(2013年)より10.8ポイント、初回調査(1993年)より23.9ポイント増加した。

同調査によると、「男の子は男の子らしく、女の子は女の子らしく育てるべきだ」との項目に、12.7%が「全く反対」、30.9%が「どちらかと言えば反対」と回答。

一方で10.3%が「全く賛成」、46.1%が「どちらかと言えば賛成」と回答し、計56.4%が肯定的だった。

「子供が3歳くらいまでは、母親は仕事を持たず育児に専念したほうがよい」との項目に、「全く反対」または「どちらかと言えば反対」と回答したのは28.8%で、こちらも調査開始以降、最高となった。前回調査より6.1ポイント、最も低い第2回調査(98年)より19.6ポイント増加した。

また「夫や妻は、自分たちのことを多少犠牲にしても、子供のことを優先すべきだ」との項目に、「全く賛成」または「どちらかと言えば賛成」と回答したのは86.4%だった。前回調査よりも0.5ポイント減少していたものの、初回調査と比べ13.1ポイント増となった。

また今回の調査から新たに追加された同性カップルについての設問では、「男性同士や、女性同士のカップルが養親や里親になってもよい」との項目に、「全く賛成」または「どちらかと言えば賛成」と回答したのは66.7%だった。

同調査は出産や子育ての現状、家族関係の実態を明らかにするため、93年から5年ごとに実施。今回は18年7月に行われ、全国の配偶者のいる女性6142人の回答を集計した。