全公立校が授業再開 台風被害の千葉

千葉県教委は9月20日、台風15号による大規模停電などの影響で休校していた千葉市立を除く全公立学校が授業を再開し、始業時間を遅らせるなどしている小学校2校を除く全1235校が平常授業をしたと発表した。校舎の完全復旧については、修理に半年かかると予想される学校もあるという。

同県教委によれば、最後まで休校していたのは、雨漏りなどの影響があった館山市立第三中学校で、19日から授業を再開。南房総市など停電が続く地域では、電源車が電気を供給している。

千葉市立稲浜小学校では、体育館の屋根が縦20メートル、横37メートルにわたって強風ではがされており、追加の予算措置が必要なことなどから、修理に半年ほどかかると見込まれている。

また、中高一貫校2校を含む県立高校122校のうち、9割を超える110校で被害があったことが分かったという。被害の内容は倒木が68校、体育館などの屋根の破損が43校、窓ガラスの破損が50校などで、県教委の担当者は「全校が完全な状態まで復旧するには程遠い」と話す。特別支援学校では、全36校のうち、29校で被害があった。