【英語民間試験】英検に予約・返金の延長 文科相が再要請へ

萩生田光一文科相は9月20日の閣議後会見で、予約申し込みが始まっている日本英語検定協会(英検)の「英検2020 1 day S-CBT」について、予約申込期間と予約金の返金受付期間の延長を、再度要請する考えを表明した。英検は同月17日に、文科省の要請に応じて、1週間程度の予約申し込みのキャンセルを受け付け、返金に応じる方針を発表していた。

英検に予約申込期間や返金期間の延長を求める考えを示した萩生田文科相

文科省は同13日に英検に対して、来年4~7月に実施予定の「英検2020 1 day S-CBT」第1回検定の申込期間延長や、本申し込みを見送った受験生への予約金3000円の返還などを求めた。

これを受け英検は、10月8~15日に予約申し込みのキャンセルを受け付け、予約金から手数料を差し引いた金額を返還する方針を発表していた。返金方法や返金時期の詳細は10月1日をめどに、英検ホームページで公表する。手数料は500円程度となる見込み。

これに対し、萩生田文科相は「英検の対応は前向きに検討していただいた結果と受け止めているが、たとえ返金受付期間を設けたとしても、予約申し込みの期限を引き続き10月7日とすることや、返金受付期間を1週間程度のみとすることは、受験者の不安解消の観点から、高校関係者の理解を得るのは困難だ」と強調。

英検に対して、予約申込期間や返金受付期間のさらなる延長と、高校3年生が浪人した場合に不利な扱いとならないようにすることを、改めて要請するとした。

英検が実施する「英検2020 1 day S-CBT」を巡っては、9月19日に日本私立中学高等学校連合会が文科相に提出した要望書で、予約申込期間の延長と、予約金の徴収取りやめを求めていた。

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