探究学習をする高校生は語彙力も高い ベネッセが調査

「人生100年時代」という言葉を知っている人は、社会課題に関する言葉も知っている傾向が強い――。ベネッセは9月25日、「第4回現代人の語彙(ごい)に関する調査」の結果を公表した。探究的な学習活動をしている高校生の方が、そうでない高校生と比べて語彙力が高いことも分かった。

長寿化を想定した国の政策スローガンである「人生100年時代」を知っているのは、全体では67.0%で、高校生は56.5%、大学生は72.5%だった。「人生100年時代」を知っている人ほど、知らない人と比べて、メディアに多く登場する「LGBT」や「ワンオペ育児」「8050問題」「インバウンド消費」といった、現代社会の問題を象徴する言葉を知っている割合が高い結果となった。

自分で課題を立てて情報を収集・整理し、調べたことを発表するような学習活動(探究的な学習活動)を「している」と答えた高校生の語彙力は55.2%で、「していない」と答えた高校生の43.9%と比べると、11.3ポイント高かった。

特に「どのように調べればいいかを考え、必要な情報を集める」(17.3ポイント差)や「集めた情報を分析し、整理する」(14.0ポイント差)などで差がみられた。
同調査は今年7月に高校生1000人、大学生1000人、社会人1000人を対象にインターネットで実施。辞書や新聞で扱われる語彙450語の熟知度と年代や生活、行動との関連性を調べた。