体罰によらない子育てハンドブック 都が学校などに配布

子供への体罰は絶対にバツ――。東京都は9月26日までに、たたいたり怒鳴ったりしない子育てを推進するため、体罰によらない子育て方法を解説したハンドブックを作成した。都内の子育て支援施設や学校などに配布する。都が推進する、社会全体で子供への体罰をなくす機運を高める「東京OSEKKAI化計画」の一環で、ポスターの掲示や動画配信も行う。

体罰によらない子育ての方法を解説したハンドブック(東京都提供)

体罰が子供の発達と成長に与える悪影響や、言うことをきかない子供に対してどのように接すればよいか、具体的な行動などを、イラストでコンパクトに解説。

例えば、子供がぐずったときはすぐにしかるのではなく、いったん子供の気持ちを受け止めて、肯定的な言葉を伝えることや、子供同士でけんかしたときは、大人も一緒に考えながら解決策を提案したり、他のことに関心を移す働きかけをしたりすること、子供に対していらだちを感じたときは、深呼吸したり、ゆっくり数を数えたりして、気持ちを落ち着かせるなどといった、実践的なアドバイスが示されている。

同ハンドブックは都内の児童相談所や子供家庭支援センター、保健所のほか、保育所、幼稚園、小学校、中学校、高校に配布する。都の同計画のホームページからダウンロードもできる。