学校の体育施設の開放は94.9% 施設数は減少

スポーツ庁は9月30日、「体育・スポーツ施設現況調査」の2018年度中間報告を発表した。体育館など学校の体育施設を一般に開放しているのは1483市区町村で、開放率は94.9%だった。体育施設は17年度の前回調査と比べて減少した。

体育施設数の推移

全国の小学校、中学校、高校、特別支援学校、専修学校などの学校における体育施設は11万5315カ所(前回調査比714カ所減)、大学や高等専門学校の体育施設は6122カ所(同1499カ所減)。調査を追うごとに、施設数はいずれも減少している。

施設種別ごとでは、体育館が最も多く3万3298カ所(うち、学校3万2101カ所)、次いで多目的運動場が3万197カ所(同2万9582カ所)、屋外水泳プールが2万4296カ所(同2万4145カ所)と続いた。

一般などへの開放状況は▽屋外運動場 2万2190校(開放率80.9%)▽体育館 2万6076校(同86.2%)▽水泳プール 3961校(同22.2%)▽屋外庭球場 1337校(同21.8%)――で、年間を通じて定期的に曜日を決めて開放している形態が多くみられた。

開放の対象別にみると、▽自校の児童・生徒に限る 2423校(4.5%)▽学区のクラブ(団体)のみ 7086校(13.2%)▽学区の個人利用も可 1125校(2.1%)▽学区内に限らず、クラブ(団体)のみ 2万9951校(55.9%)▽学区内に限らず、個人利用も可 1万3069校(24.4%)――で、クラブ(団体)への開放と比べ、個人利用者への開放は少ない状況だった。

同調査は全国の公立・私立の小、中、高校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校、専修学校、各種学校と、大学、高等専門学校の体育施設について集計した。なお、国立大学附属学校の体育施設は大学の施設に含めている。