学童保育の利用5万8217人増 待機児童は1万8176人

学童保育の指導員と保護者らによる民間団体「全国学童保育連絡協議会」は9月30日、学童保育を今年利用する小学生の数は126万9739人で、前年に比べ5万8217人増加したと発表した。同協議会が毎年実施している、学童保育(放課後児童クラブ)の実施状況調査によるもので、学童保育の待機児童数は少なくとも1万8176人に上ることも分かった。

学童保育の入所児童数の推移

同調査によると、学童保育の数は2万3720カ所で、前年に比べ405カ所増加。

利用児童は▽1年生 39万4152人(前年比1万2968人増)▽2年生 35万2332人(同1万1955人増)▽3年生 27万5937人(同1万2439人増)▽4年生 14万4710人(同1万727人増)▽5年生 6万7755人(同6366人増)▽6年生 3万4253人(同3753人増)▽その他 600人(同9人増)――となり、いずれの学年でも増加した。

利用は低学年で80.6%を占めているものの、高学年の利用割合も年々微増している。

待機児童数を把握しているのは1432自治体で、そのうち待機児童がいると答えたのは441自治体。待機児童数は1万8176人だった。ただし、待機児童を把握していないのが156自治体、未回答が33自治体あった。

また、学童保育がない、または学童保育事業を廃止したのが120自治体あり、全小学校区数の14.3%に当たる2764校区で、学区内に学童保育がなかった。

同調査は、特別区を含む1741市町村全てを対象とした悉皆(しっかい)調査で、5月1日時点での学童保育の運営状況を集計した。

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