受動喫煙の影響を可視化 千葉市、児童に尿検査実施へ

千葉市はこのほど、受動喫煙対策の一環で、市内の小学生を対象に、尿中のニコチン代謝物質「コチニン」を調べる検査を、今年度中に実施すると発表した。受動喫煙による子供の体への影響を可視化して、保護者へ配慮を促し、子供自身が健康を考えるきっかけにするのが狙い。

対象は若葉区の市立小学校4年生の全児童1104人。市が乳幼児健診で実施したアンケートなどによると、同区は保護者の喫煙率が高い傾向にある。

検査結果は改善策などをまとめたリーフレットを添えて、各家庭に通知する。喫煙する保護者に対して、家庭での喫煙場所や振る舞いについて意識するよう盛り込む予定。

さらに、児童の防煙教育にも注力する。同市の担当者は「小学4年生は自分自身の体や健康について関心を持ち始める年頃だと思う。喫煙の場から離れるなど、自分で自分の身を守る策を講じてほしい」と話している。