文科省が台風15号の調査報告書 落下被害対策など求める

文科省は10月3日までに、台風15号で被災した学校施設について調査報告書を取りまとめ、風による構造物の落下被害が想定される場所や、オーバーフロー管のないバルコニーなどについて、必要に応じて改修や応急対策などの対応をするよう、各都道府県教育委員会などに通知した。

被害状況を把握するため、同省は9月13日と24日に、構造耐力の専門家や職員を派遣し、被害の深刻な千葉県内の小中学校や給食センターを調査。

体育館の外壁や横連窓の落下、屋根の仕上げ材や下地材のめくれ、吹き飛び、校舎では飛来物による窓ガラスの破損や、風圧による天井破損・落下が生じていた。

また、ベランダの排水口が詰まり、オーバーフロー管がないために、2階の普通教室が浸水したケースもあった。

こうした被災状況を踏まえ、通知では、学校施設の屋根や屋上、外壁、窓サッシなどの劣化と損傷の点検状況を確認した上で、必要に応じて適切な対応をするよう要請。特に、風による落下で重大な被害が懸念される場所や、オーバーフロー管がないバルコニーなどについては、国の補助金なども活用しながら、改修などの検討をするよう求めた。

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