名義貸しなど金融トラブル 高校生が対応策学ぶ

東京都町田市、都立成瀬高校(宮田明子校長、生徒835人)で10月7日、「金融トラブル」をテーマにしたセミナーが3年生約300人を対象に開かれた。

名義貸しの被害に遭った場合の対応策を考える生徒ら

講師を務めたのは、SMBCコンシューマーファイナンスの担当者。

ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺、名義貸しなど、同社が相談を受けた具体的な事例や被害内容を生徒に説明し、「例えば家族や友人、先輩などが『迷惑をかけないから』と頼みこんでくることがあるが、カードの貸与は会員規約違反に当たる。また、名義貸しが原因で人間関係が崩れることもある」と強調。

金融トラブルへの対応策として▽金融庁や国民生活センターなどのウェブサイトから情報を得る▽法テラス、日本貸金業協会、日本クレジットカウンセリング協会などに連絡する――を伝え、「被害に遭ったり危険だと感じたりしたら、一人で抱えず相談してほしい」と呼び掛けた。

同校の担当者は「高校を卒業すると、お金に関する判断を自分で下すようになる。今日のセミナーで学んだことを忘れないよう、授業でも繰り返し伝えたい」と述べた。