教員いじめ「厳正な対応を」 文科副大臣、教育長に要請

神戸市立小学校の男性教諭が先輩教員4人から暴行・いじめを継続的に受けていた問題で、文科省の亀岡偉民(よしたみ)副大臣と佐々木さやか政務官は10月15日、神戸市教委を訪れ、長田淳教育長らから問題の経緯などについて聞き取りを行った。亀岡副大臣らは、早期の事実解明と加害者の厳正な処分を要請した。

長田教育長は面会の冒頭、「教育行政に対する信頼を著しく低下させる事態を起こし、申し訳ない。組織風土改革にしっかりと取り組みたい」と陳謝した。亀岡副大臣は「本来いじめをなくすよう指導にあたる教師が、こんなことを起こしたとは、信じがたい気持ちでいっぱいだ」と述べた。

関係者によると、亀岡副大臣は、非公開の協議で、関係者からの事情聴取が不十分など市教委の対応を批判。「原因究明と事実確認をしっかりし、関係者の厳正な処罰を含めて対応いただきたい」と求めた。佐々木政務官は「教員への信頼を根幹から揺るがす重大問題。徹底的に対策を講じてほしい」と話した。

これに対し、長田教育長は、有識者による調査チームを設置し、事実関係を解明したうえで年内にも対応策をまとめる考えを説明した。

面会終了後、亀岡副大臣は記者団に「文科省として、教員免許の制度の見直しも含め、教員の資質向上がしっかりできるような環境作りに取り組んでいきたい」と述べた。

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