【英語民間試験】運営団体は戸惑い 延期による混乱懸念

英語民間試験の活用延期の発表に、民間試験の運営団体は戸惑いを隠せない。大学入試センターで共通IDの申し込み受付が始まる11月1日までに、来年度の試験日程や会場について公表したばかりの団体もあっただけに、このタイミングでの延期決断はさらなる混乱を生じさせる懸念もある。

「英検2020 1 day S-CBT」の第1回検定の予約申し込みを始めるなど、いち早く対応を進めていた英検の担当者は、教育新聞の取材に対し「まずは文科省からの事情説明を聞きたい。その上で今後の対応を協議する。対象となる受験生が戸惑わないように願っている」と話した。

10月31日に共通テストに対応したGTECの試験日程や会場を公表したばかりのベネッセコーポレーションは、11月1日に「受験生の皆様が安心して受験にのぞむことができるよう、2020年度の開始に向け準備を進めてきたので、(延期は)非常に残念に思っている」との声明を発表した。

また、延期発表を受け、「TOEFL iBTテスト」を提供しているエデュケーショナル・テスティング・サービス(ETS)は「私どもは、現状の議論を注視しつつ、生徒の皆様の英語力向上に向けて、日本が尽力していくことを引き続き支援する」とのコメントを出した。


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