【共通テスト】来年度「英語」 出題方針や配点は変更せず

大学入学共通テストでの英語民間試験の活用延期を巡り、大学入試センターは11月15日、文科省で記者会見を開いた。共通テストで出題される「英語」の問題について、来年度の出題方針やリーディングとリスニングの配点は変更しないと発表した。一方、文科省は同日、各国公私立大学に対し、来年度の大学入試で英語民間検定試験の活用の有無や活用方法について、12月13日をめどに公表するよう通知した。

来年度共通テストの「英語」の出題方針を説明する大学入試センターの担当者

共通テストにおける「英語」は「読むこと」と「聞くこと」の2技能について評価する。今年6月にセンターが公表した問題作成方針では、これまでのセンター試験と異なり、発音やアクセント、語句整序などを単独で問う出題はせず、リーディング(80分)とリスニング(60分)の配点は均等に100点ずつにするとしていた。

同センターでは、英語民間試験の活用延期を受けて、共通テストの「英語」への影響を検討。その結果、来年度は当初の方針を堅持することを決めた。なお、2021年度の方針については、来年6月に公表する予定。

共通テストの「英語」は23年度まで出題することとなっており、24年度以降の実施は未定となっている。同センターでは、文科省が近く設置し、今後1年をめどに大学入試における英語試験の方向性を決める検討会議の議論などを踏まえ、24年度以降の実施について検討する。

記者会見で同センターの担当者は「共通テストの『英語』の出題方針は、学習指導要領の趣旨に添ったものであり、英語民間試験の延期と直接関係がない」と方針を変えない理由を説明した。


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