教職員のスマホを職員室から持ち出し禁止に 浜松市教委

静岡県浜松市教委は11月18日、スマートフォンを使った教職員の不祥事が相次いでいることを受け、教職員のスマホは職員室から原則持ち出し禁止とするなどの指針を定めた「教職員のSNS利用に関するガイドライン」を運用すると発表した。

同市教委教職員課によれば、教諭の懲戒処分が今年度、懲戒免職2人、停職2人、減給1人の計5人に上っており、うち4人がSNSを利用した不祥事を起こしているという。

10~11月に懲戒免職になったのは、スマホを使って校内で盗撮した教員と、商業施設のエスカレーターでスカート内を盗撮した教員だった。8月に停職6カ月となった2人はそれぞれ、女子生徒にSNSで「好き」「会いたい」などのメッセージを頻繁に送信したり、部活動での体罰に加えて、女子部員に繰り返し返信を求めたりしていた。

同ガイドラインでは、「個人のスマホは職員室などで管理し、児童生徒の活動場所には持っていかない」「児童生徒の個人情報や、それにつながる情報を投稿しない」など6項目を定め、順守を求めている。

校外活動などでスマホが必要な場合は、事前に管理職の許可を得ることとし、特定の児童生徒、保護者とのSNS上でのつながりは関係が誤解されるとして、SNSを使った児童生徒や保護者との個人的なやり取りも原則禁止とした。