【萩生田光一文科相】学校のICT整備、補正予算に計上

学校のICT環境整備について、萩生田光一文科相は11月22日の閣議後会見で、「補正予算に計上できるように準備を進めている」と述べた。

閣議後の記者会見に臨む萩生田光一文科相

今年度補正予算案は、与党が経済対策の一環として10兆円規模の大型補正とするよう政府に求めている。一方、学校のICT環境整備を巡っては、安倍晋三首相が先の経済財政諮問会議で「パソコンが1人当たり1台となることが当然だということを、国家意思として明確に示すことが重要」と述べ、整備促進を関係省庁に指示したばかり。

萩生田文科相は「あらゆる機会を捉えて、学校ICT環境の整備に必要な予算を獲得できるように全力を尽くす」と述べ、大型補正予算の編成と安倍首相の指示を追い風として、学校現場でのICT環境整備を積極的に進める姿勢を示した。

文科省では、学校のICT環境整備について、2018~22年度の「教育のICT化に向けた環境整備5カ年計画」を策定し、単年度1805億円の地方財政措置を講じている。また、来年度予算案では、大型新規事業としてGIGAスクールネットワーク構想に375億円を要求。国公私立の小、中、高校、特別支援学校の3分の1に相当する約1万校について、高速で大容量の通信ネットワークを整備する方針。ただ、自治体によって温度差があり、予算がICT環境の整備に充てられていない自治体もあるなど、地域間格差につながる懸念が出ている。


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