LINE相談数大幅に増 神奈川県教委が発表

神奈川県教委は11月22日、県内の全中高生を対象にLINEを活用して相談にあたる「SNSいじめ相談@かながわ」の、今年度の結果を発表した。

初めて実施した昨年度よりも期間や対象者を広げたことなどを受け、寄せられた相談は2456件に上り、昨年度の191件から大幅に増加した。一方、対応できた相談は1473件で、対応率は60.0%にとどまった。

校種別の相談者の内訳は中学校が36.0%、高校が8.8%などで、53.2%が不明。

相談内容で多かったのは▽交友関係・性格の悩み 24.6%▽いじめ 13.8%▽部活動について 4.3%▽家族について 3.9%――など。緊急の対応が求められる深刻な事案はなかったという。

また、相談者に相談直後と相談期間終了後(10月1日~17日)の2回に分けてアンケートを実施したところ、LINE相談が「役に立った」と回答した生徒は、相談直後で80.9%、期間終了後で70.9%といずれも高水準だった。

LINE相談で悩み事が改善したかについての設問では、40.0%の生徒が「改善した」と回答。「改善しない」は26.4%、「分からない」は33.6%だった。

今年度の相談事業は8月26日から9月22日、毎日午後6時から午後9時の3時間で実施した。


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