高等専門学校で留学促進 設置基準改正案で意見募集

文科省はこのほど、高等専門学校設置基準の一部改正案に関するパブリックコメントの募集を開始した。12月17日まで募集する。

高等専門学校で多様な学生を受け入れるためのリカレント教育を促進することや、留学や大学との連携を強化するのが狙い。

これまでの高等専門学校設置基準でも、教育上有益であると認められる場合に、他の高等専門学校や教育施設、外国での学修を、30単位まで 自校の授業科目の履修によって修得したものとみなすことができたが、改正案では、これらの単位数の上限を合わせて60単位にする。

さらに、リカレント教育を推進する観点から、高等専門学校が開設する履修証明プログラムの学修についても単位付与を可能にする。

施行は来年1月下旬を予定している。

中教審大学分科会将来構想部会制度・教育改革ワーキンググループの審議では、高等専門学校で進級に必要な科目を履修できないなどの理由から、長期留学が難しい状況にあり、高等専門学校以外の教育施設の学修に関する規定の緩和が提言されていた。

また、中教審答申の「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン」では、高等教育機関で多様な学生を受け入れるための、リカレント教育の推進が掲げられ、高等専門学校もその対象とされていた。


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