SNSの相談窓口は4月第2週が最多 都の上半期実施状況

東京都教育委員会は11月28日、今年度から都内の中学生、高校生を対象に本格実施している、SNSを活用した相談窓口の上半期実施状況を公表した。新学期が始まった4月第2週に最も多くの相談件数が寄せられていたほか、校種別では中学生が最も多く、性別では女子が7割を占めていた。

校種別にみたSNSの相談窓口の上半期利用状況

都では昨年8月25日~9月7日の2週間に試行的に、都立高校生を対象にLINEを活用した相談窓口を開設。1日平均22.5件の相談が寄せられた。その成果を踏まえ、今年度から土日を含めた通年で、都内に在学する中学生と高校生約64万人に対象を拡大して実施した。

4月1日~9月30日までの上半期に寄せられた相談は2120件で1日平均11.6件、平均相談時間は1件あたり41分。校種別にみると、中学校が最も多く52.3%、高校・高専が29.7%、不明が16.0%だった。性別では、女子が68.8%で、男子は15.8%、不明が15.5%だった。1人当たりの相談回数では、1回が最も多く69.9%だったのに対し、4回以上も7.9%いた。

週ごとの相談件数をみると、4月第2週が199件で最も多く、次いで同月第3週の157件、8月第4週の151件と続いた。6月と8月の第1~3週は比較的、相談件数が少ない傾向にあった。

相談内容は▽友人関係(いじめを除く) 533件▽学業不振 121件▽家族関係 116件▽心身の健康等 104件――などがあった。いじめは61件、虐待は26件あった。


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