合格率5.7%の数学検定1級に小4が合格 最年少記録更新

実用数学技能検定(数学検定・算数検定)を実施している日本数学検定協会は12月10日、理数系大学卒業程度の高度な内容が出題される数学検定1級に、兵庫県在住の小学4年生(受検当時9歳)が合格したと発表した。これまでの1級の最年少合格記録を更新した。

同協会によると、数学検定1級は、2018年度の年間合格者数は69人、合格率5.7%という難関。1次の計算技能検定7問と2次の数理技能検定4問(必須2問、選択2問)を、制限時間内に解く。解析分野や線形代数、確率統計、コンピューターのアルゴリズムなど、他の階級と比べて学習範囲が広く、全て記述式で答えなければならない。

最年少合格を果たした児童は、10月27日に実施した第344回を個人受検。昨年10月に合格した小学5年生(11歳)の最年少合格記録を1年ぶりに1学年(2歳)更新した。

児童は幼児期から数字に関するパズルなどに親しみながら、やがて数学検定合格を目指すようになり、小学2年生で数学検定5級(中学1年生程度)に合格。その後、上の級への挑戦を続けた。1級は今年4月に1次に、今回の検定で2次に合格し、最年少記録を塗り替えた。

児童は合格を受け「これからも、たくさん数学を学習し、将来は学んだ知識を生かして、地球温暖化を止める研究など、世の中の役に立てるように貢献したい」とのコメントを同協会に寄せた。

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