【LGBTQ】当事者を支援するフリースクールが開校

LGBTQ当事者の児童生徒を受け入れるフリースクール「学び舎MXM」が今月、東京都江戸川区で開校した。不登校や退学した生徒の学び直しの場として、高卒認定試験の合格や、大学進学などを目指す。同時に大学のLGBTQサークルや当事者の社会人らを招き、生徒が社会に出るイメージを持てる環境も整える。

学習に励む田部井代表(右)と生徒

主催するのは、自身もゲイの当事者である田部井義人代表。教育界でのライター経験や、家庭教師としてのキャリア経験を生かす。午前中は生徒一人一人に合わせて作る個人カリキュラムに沿った教科学習を、午後は当事者との対話や講演などを通した社会学習を実施する。

同スクールの特徴である社会学習では、生徒同士でゲームをしたり、不安を打ち明け合ったりする時間を積極的に取り入れる。

さらに、さまざまな職業に就くLGBTQ当事者の社会人を招いた講演会も、定期的に設ける予定だという。

田部井代表は「子供たちに夢を持ってほしい」と話す。性的マイノリティーの子供たちの多くが、当事者同士で関わる機会がほとんどなく、不登校になって社会に出るタイミングを逃したり、将来就く職業のイメージが偏ったりすることが多いという。

「自分と同じLGBTQ当事者が幅広く社会で活躍していることを知って、自分の夢を持つきっかけにしてほしい。それに向けて学習面でサポートするのはもちろん、気持ちの面でも居場所となる場にしたい」と抱負を語る。


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