青森県、文科に要望書 教職員定数の改善指摘

青森県文教公安委員会は12月12日、文科省を訪れ、佐々木さやか文科大臣政務官に要望書を手渡した。教職員定数の改善や、学校施設の整備のための財源確保などを求めた。

要望書を手渡す田中委員長(左)と佐々木政務官(中央)

教職員定数の改善については、来年度の予算編成に向けて新たな「公立義務教育諸学校教職員定数改善計画」を策定し、実施することを要望。

具体的には▽35人以下学級の拡大▽特別支援学級の編成基準を引き下げ、通級指導の教職員定数を地方の実情に応じて配置を充実させる▽小規模校で複式学級の編成基準を引き下げるとともに、指導の負担が大きい変則複式学級や飛び複式学級、中学校の複式学級を解消する――などを挙げた。

また公立学校の施設整備については、市町村立小中学校の危険建物改築事業や防災機能強化事業、特別支援学校の長寿命化改良事業などを来年度の本予算に盛り込み、十分な財源を確保するよう求めた。

面会後、田中順造委員長は「少子化が進む昨今において、何とか教師の数を減らさないよう、教育環境の充実や整備を考えてもらいたい。特別支援教育には教職員の指導が何より大切であり、現場の負担軽減のためにも教職員定数の改善は必要だ」と記者団に話した。


関連