環境美化教育優良校を発表 最優秀に高知市立青柳中など

飲料業界6団体で構成する食品容器環境美化協会(食環協)は12月13日、第20回環境美化教育優良校を発表し、全国の小中学校から最優秀校4校、優秀校6校、優良校25校を選定した。

水を抜いた絶海池を清掃する青柳中の生徒ら(食環協提供)

この事業は、独創的な環境美化教育に継続的に取り組み、地域と連携した美化活動やリサイクル活動を展開して、地域の環境美化に大きく貢献している小中学校を表彰する目的で、2000年度から毎年行われている。

最優秀校には、高知県高知市立青柳中学校(文部科学大臣賞)、岩手県洋野町立角浜小学校(農林水産大臣賞)、長野県安曇野市立豊科南小学校(環境大臣賞)、石川県津幡町立条南小学校(協会長賞)が選ばれた。

青柳中学校では、生徒が地域住民と共に地域の絶海池(たるみいけ)のゴミを清掃する「絶海池クリーン大作戦」を年2回実施。それをきっかけにして住民との交流が活発になり、あいさつ運動や祭などの地域行事、防災活動に地域と連携して取り組むようになった。生徒自身の自己有用感も高まっているという。

1950年ごろから漁港付近の清掃活動を続けている角浜小学校では、漂着ゴミの回収や、特産のウニの主食である昆布を食すツブ貝の駆除に取り組んでいる。漁業協同組合と連携し、専門家からウニの生態や東日本大震災の津波被害などについて学びながら、環境保全の意識を高めるとともに、郷土愛を育んでいる。

豊科南小学校では、学校ビオトープに流れてくるゴミの多さに気付き、ビオトープとつながっている農業用水路の拾ケ堰(じっかせぎ)の清掃活動を2000年から始めた。今では地域住民や市役所職員ら、総勢700人が参加する学校発の地域活動に発展している。

レガッタの大会も開かれる河北潟の自然環境に着目し、課題解決型の環境学習を実践している条南小学校。小学5年生による河北潟調査隊の活動では、河北潟の生き物や水質、水の管理などのテーマを各自で設定し、調査結果を発表している。


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