塾行かせたいが厳しい ひとり親家庭を対象に調査

ひとり親家庭を対象にしたフードバンク事業「グッドごはん」を行っているグッドネーバーズ・ジャパンは12月16日、フードバンクを利用しているひとり親家庭の生活に関するアンケートの結果を公表した。多くの家庭が学習塾などへ子供を行かせたいが、経済的に厳しいと答えていたことが分かった。

子供のためにしてあげたいが、経済的理由でできないこと(複数回答)

「グッドごはん」では、利用登録をしたひとり親家庭に、主食やレトルト食品、飲料など、1回当たり1万6000円相当の食品を無料で配るフードバンク事業を行っている。アンケートは、今年9月13日~10月10日に、利用者にアンケートフォームをメールで送信。183件の回答を得た。

結果では、利用者のうち84%が離婚を理由にひとり親家庭となっており、半数近くの家庭で2人以上の子供がいた。また、保護者の90%が就労していたが、非正規雇用の割合が正規雇用よりも高く、年収200万円未満の家庭も半数近くに上った。

子供のためにしてあげたいが、経済的理由でできないことを複数回答で聞くと、「旅行、レジャー」が最も多く128件、次いで「塾など、学校外での学習」が104件あった。

また、今一番困っていることや支援を求めていることについて自由記述形式で回答したものを内容ごとに分類したところ、「金銭面(家計)」が最も多く40件、ついで教育面(学習の機会、教育費)が29件あった。

子供の学校での心配事について複数回答で聞くと、授業についていけないなどの勉強面を挙げたのが91件、教員や同級生との関係についてが63件あった。さらに、学校や自治体が行う健康診断で気になる症状が1つでもあった子供のうち、15%が通院、治療をしていないことも分かった。


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